
序盤は強烈な売りから始まった。
買い期待を叩き潰さんとする売り浴びせだった。
下値では買い方の気を引くかのように売りが止み、高値まで行くと猛然と売り方の勢いは増していった。
しかし、相場の流れは徐々に買いへ傾いていく。
安値8260円からの切り替えし。
日経平均は安値21,363.67から、128.12円(前日比+0.60%)高をつけていた。
10時18分にはソフトバンクグループ株は高値8525円をつけ、安値から225円の大幅反発。勢いは留まることを知らないかのように見えた。
この日は結局、8,540円で引けた。
翌日のNYダウは大荒れ。FOMC前ということで手仕舞い売りだろうか。
24,088ドルからの急降下。引け前には少し買いが入ったけども、23,592ドル(前日比-507.53(-2.11%))で引けた。
翌日のアジア市場は概ね軟調な地合い。
日経平均は前場、21,242.66(前日比:-264.22 (-1.23%)) ソフトバンクグループの株価は8,321円(前日比-219(-2.56%))だった。
さて、後場は、というところだが、後場の寄り付き前に先物に売りが入り、日経平均先物は21,070円。
後場の日経平均の寄り付きは21,161(前日比:-345.31(-1.61%))だった。(先物とのスプレッドは91円)
ソフトバンクグループ株は最初、売り渋ったものの、徐々に売りに押されていく展開。
しかし、8300円を境目に下値では買いが入っていく。
一時は安値8,255で投げた人もいただろうけど、買いが入り、後場開始20数分後には値を切り替えした。
その後の展開は買い方にはあまり芳しいものではなかった。
売り買いが交錯する中、じりじりと値を下げていく。
午後2時10分現在で、ファナックをはじめとして機械株は堅調。
東京エレクトロンなど半導体関連も大きな下げはなかった。
だが、ソニー、任天堂、シャープをはじめとして大きく売られる銘柄もあり、予断を許さない状況。
東証マザーズは午後2時16分現在、3.7%安の878円付近と冴えない展開。
さながら投げ売りの嵐、総悲観の様子だった。
ソフトバンクグループ株も、上げては下げ、-3%台をうろちょろ。
結局、終値は8,259円(前日比 -281)(-3.29%)
ソフトバンクIPO攻防戦の前哨戦だった。
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